不登校→医師と弁護士になった夫婦の昔語り

私達が立ち直る為に必要だった、両親から贈られた本の紹介

不登校→医師になるために必要だった本 角川まんが学習シリーズ 日本の歴史全15巻+別巻4冊定番セット

僕の時代はもっと絵が昭和!な絵だったんですけど、この角川さんの歴史漫画は絵が今の若い世代の子でも読みやすいです。

 

絵だけなら、昔の本でもいいだろうと思うかもしれませんが、人物が特徴的に描かれているので覚えやすいです。

 

漫画を両親から贈られた時は、嬉しくて今でもその当時のことを覚えています。

 

史書も面白いものをたくさん読んできましたが、詳細なことが知りたくなったら専門書で、最初はこの漫画がいいと思います。

 

昔の話ですが、センター試験対策も基盤のこの情報があったので日本史はそこまで苦労しませんでした。

 

試験に限らず、世界史や中国史もそうですが日本に暮らすと日本史を知っていると、生きていると面白い発見がこの歳でもあります。

 

我が子にもこちらを購入しましたが、1人目は食い入るように読んで、2人目はまるで興味なし(体育会系です)、3人目はぱらぱらめくる程度で、4人目はまだ早いようです。

 

アニメや漫画が好きで、歴史もののゲームも好きなお子さんなら絶対に嬉しいと思います。

 

僕は2巻が好きです。昔、飛鳥時代の漫画で読んだ大仏を見に漫画片手に旅行に行ったこともあります。

 

 

 

不登校→弁護士に必要だった本 「ハリー・ポッターと賢者の石」

小学校高学年から中学生以降向けの辞書並みの児童書です。

 

私の子どもの頃は、中学生から英語の授業が始まりましたが、最近では小学生から、早期教育ではもう0歳の赤ちゃんから英語に力をいれているご家庭は多いように感じます。

 

でも、まずはやっぱり、えーびーしぃー♪と歌うよりも、英語圏のお話を面白いとおもうことが、その後の英語への興味を持つきっかけになると個人的に思っています。(家庭環境で最初から英語や他の語学が好きなお子さんはいいんですが)

 

さてさて、この児童書。

 

分厚いながらも、読み始めるとものの続きが読みたくて仕方がない本の1冊です。

 

主人公のハリーは、不登校や人生で何かにつまづいた時、負けない強さと正義を教えてくれます。

 

いじめられる描写から始まるそのお話は、ハリーの成長と仲間の成長はもちろん、イギリス独特の階級文化が色濃く見てとれますし、ヌガーや魔法のお菓子など女の子が好きな夢いっぱいのお菓子や、不思議な薬草学の話まで。

 

ファンタジーなようで、興味を持てば、それらは英語であったり、イギリス独特の階級文化や、イギリスの歴史、地理、ハーブなどの植物学を知りたいと思うきっかけにもなるような児童書です。

 

元々は、姉が夢中で読んでいた本ですが私も気に入った本です。

 

そして何よりも辞書並みの分厚さですから、嫌でも漢字を覚えざるを得ません。

 

教科書に出てくるそんな物語よりも長いその物語、時間がある時にこそ読み始めることをおすすめします。

 

昔のカバーのものがアマゾンで見つからなかったので20周年記念版です。

 

僕の昔語り 三

生活習慣が狂ったのは僕だけではありませんでした。

 

僕をなんとか助けようとしてくれていた母と、そして家事と子育てのすべてをほぼ母が担っていたことから、弟と妹にも悪影響が出ました。

 

慌てた母は、弟と同室だった僕を別の部屋へ移動しました。

 

学校の教科書を、付きっきりで母は読み聞かせをしてくれたりしましたが、授業ではないのですぐに終わってしまいます。

 

簡単なドリルをした後は、とにかく暴れずに静かにしていてくれさえすれば何をしてもいいという環境だったので、僕は漫画やゲームを手に取りました。

 

それまで、特にゲームは時間の無駄である、と母から教えられていたものでしたが、同じ登校班の同級生や学校の同級生の男の子の半分くらいはゲームをしていました。

 

スーパーファミコンゲームボーイ、そして漫画はもちろんドラゴンボールです。

 

皆の話に合わせれるように、ドラゴンボールがどういった話かを要約してくれたり、いかにゲームが脳や目に悪い、それをするとどれだけ人生が狂うかを教えてもらっていましたが、僕は自分でどんなものか試してみたかったのです。

 

僕が不登校になったのは小学校4年生の二学期からでした。

 

小学校4年生というと、まだまだ幼く小さいかと思われるかもしれませんが、この年齢にもなると思いっきり壁に突進すると、薄い壁程度なら地震のように音が響き回ります。

 

それを、やめてくれたらといった約束で僕は移動した部屋にテレビとゲーム機とゲームソフトを1本買ってもらえることになりました。

 

多くの方は、この両親の行動を非難されるかもしれませんし、僕のあざとさやズルさや甘えを非難される方も多くいらっしゃると思います。

 

さて、僕はどうなったかというと、見事に昼夜逆転でのゲーム生活が始まりました。

 

一時的に僕の暴動は収まりましたが、ゲームには飽きがやってきました。ここでもし、飽きずにずっと同じゲームをし続けたりできたらゲームの制作者や、戦略が好きなら経営学部、きれいな音楽に惹かれたなら音楽の道、色々考えられたでしょうが、僕にとっては当てはまりませんでした。

 

とりあえずクリアした1本のゲーム、その後僕は両親の約束を破って暴れました。

 

不登校中、両親と何度約束を交わし、何度破ったか、不誠実な対応をしてきたか。

 

ゲームよりはまだマシかもしれない、暴れるのを押さえられるかもしれないと感じた両親は、次に漫画を僕に買ってきてくれました。

 

父は一度、ドラゴンボールの戦いの描写に不快感を持ったようですが、それでも僕の手元にやってきました。

 

両親はほとんど漫画を読んだことがない人でした。かろうじて、歴史の漫画だけは許可がでていましたが、ゲームはもちろん、アニメはサザエさん以外見てはいけませんでした。

 

他の同級生の家では、ドラえもんクレヨンしんちゃんを見れるのに、ドラえもんの映画に両親と見に行った同級生が持っていたドラえもんのフィギアが欲しいと泣いていたのは弟でした。

 

僕の教育を厳しくしすぎたんじゃないかと、心配した両親は弟にはアニメを許可することにしました。

 

それを知った僕はまた暴れ出します。

 

そんな時、母がすっと差し出してくれたのは、欲しいと言っていない本でした。

 

 

不登校→医師に必要だった本(当時読みたかった本) 新 13歳のハローワーク

まだ20代だった頃に、改訂前のこの本を読みました。

 

僕自身は、不登校を経て医師になるにいたるまで、もちろん医学部に入学してそこからも医師になるため、医師であり続けるための学び、経験を必要としています。

 

この本を10代の頃に読んでいたら、もっとこう様々な分岐点で迷うことなく選択できたことが多々あっただろうなぁと思います。

 

さて、この改訂版は僕が読んでいた本よりも、仕事の種類が増えています。

 

561ページあります、不登校中は将来への不安がいっぱいです。

 

こんな本をもらうことをプレッシャーに感じるかもしれません。

 

もし、贈られるときはあえて、なにも言わずに、なにも聞かずに渡してあげて頂けると、経験上ですがいいのではないかと思います。


新 13歳のハローワーク

新 13歳のハローワーク

  • 作者:村上龍
  • 発売日: 2010/03/25
  • メディア: ハードカバー


不登校→医師に必要だった本 チーズはどこへ消えた?

もしかしたら保護者のからの世代で、読まれた方もいらっしゃるかもしれません。

 

大学時代に読んだ本です。

 

入学して、医師を目指したもののまた不登校に戻ってしまった時に出会った1冊。

 

自己啓発本だとひとくくりにされてしまいがちな本ですが、きっと人生で思い悩んでいる人にこそ、響く本だと思います。

 

変わりたいけれど、変われない、そんな感情を持ち合わせながら学校や組織に属せないと感じる人にとって、わかりやすく小さなことでも、なにかが変わるきっかけになる本でした。

 

「いつもありがとう」その一言さえ言えなかった僕に、勇気をくれた本です。 



不登校→弁護士に必要だった本 「モモ」ミヒャエル・エンデ

「時間ってなに?」

 

ザ・理系の答えもあれば、哲学的な答えもあるでしょうし、大人の方からは、経験上の答え、たくさんの答えがあると思います。

 

さて、不登校中の私たち子どもは毎日ではないかもしれませんが、ふとよぎることがあります。

 

(今、この時間はすごく無駄なのかもしれない)

 

例え、誰かに

 

不登校なんて無駄な時間だね」

 

と言われて、「うっさいわーーーー!」

 

と、反発していたとしても、よぎります、よぎります。

 

そうかもしれない、とそこで言えるほど精神力がない子どももいるんです。

 

さて、そんな時にふとこのモモの本を思い出すことができたら。

 

自分なりの答えを見つけて、例え誰かに心配からかけられた聞きたくない言葉だったとしても、ちょっと落ち着いて受け答えができる人になろうと思います。

 

これからたくさんの本をおすすめする中で、どれか1冊でも何か変わるきっかけになってくれたら嬉しいです。

 

 

モモ (岩波少年文庫)

モモ (岩波少年文庫)

 

 

私の昔語り その二

姉の悲鳴とにぶい音が玄関から家中に響いたのは、私が小学校3年生の夏休みの前でした。

 

数学の補習のお知らせが姉の通学鞄から出てきたことに怒り狂った父が、姉に馬乗りになって髪の毛をつかみ、玄関にあった姿見に姉の顔が壊れるんじゃないかと思うほど、激しい音ともに打ち込まれていました。

 

学校なんて行かない、両親に死ねと叫び続ける姉の悲鳴は玄関から道路へ。

 

警察の方がくる騒動となった日でした。

 

って…。

 

いやぁぁぁぁぁーーーーーーー文章にすると重いー!重いですね?!どうしましょう、普通に明るく書く予定だったのに!文才の神よっっ!降りてこいこい、と願っても、ちょっと重くなるかもしれませんが、ご容赦ください。

 

母は泣き崩れて姉は、血だらけで父にされるがまま、私は姉と父の間に。

 

「プロレスごっこーーー!ひゃっほーーーーい」と、言いながら飛び込みました。

 

てんてけてんです。もう少し違う方法がなかったものか。

 

父の怒りは、邪魔をした私に向きましたが、父は私には甘かったといいますか、姉と比較すると私は期待することがなかったんでしょう。

 

「お姉ちゃんと一緒に休む☆」と、モデルポーズまで作っていると父は怒る気がなくなってしまいました。

 

姉の血がついた袖で、そのまま父は仕事へ向かい、母が警察のかたと話している間に私は慣れない手つきで姉の消毒をしていました。

 

下手すぎて、痛いと姉に泣かれ、笑いながら私も一緒に泣いていたら…。うーんうーんと思い出そうとしても、それからの詳細が思い出せません。

 

あー今でも思い出したくないのかなぁ。

 

本当は覚えています。

 

父が私にばかり甘かったこと、家に男の子いなかったため両親は双方の実家から「男の子を産めぇぇぇ」と、呪詛のごとく言われ続けており、姉だけはまるで男の子のように育てていました。

 

「お前だけいつもいつもいつもずるい」「今死ね、すぐ死ね、包丁持ってこい」「お前が女で生まれたせいでめちゃくちゃになった」「お前の顔が嫌い、不細工、バカ」等々。

 

前回の昔語りでも、書いていると思うのですが姉は本当に優しいお姉ちゃんです。

 

父が何事もなかったかのように夕食時には帰ってきていて、我が家ではかなり珍しいケーキ、しかもホール、誕生日でもないのにホールのケーキを買ってきてくれました。

 

誕生日会のような、豪華な食卓でしたが姉は降りてこず、その日から姉と私の不登校は続きます。